ゼロからのスタート。
日本で、職長としてチームを引っ張る今が誇りです
■ インタビュー|職長 Tさん(入社7年目)/ベトナム出身

Q. Tさんは普段、どんなお仕事をしていますか?
主に土木工事を担当しています。道路工事、構造物の設置、基礎工事、型枠大工、外構のブロック積みなど…ほとんど何でもやります(笑)。
現場によってはブロックや側溝、舗装なども行います。幅広い業務を任せてもらえるので、毎日が学びです。
Q. コウセイに入社したきっかけは何ですか?
日本に来て、最初は2年間日本語学校、そのあと専門学校に2年通いました。就職はコウセイが初めてで、そこからずっと働いています。
入社してから7年が経ちましたが、ずっと辞めたいと思ったことはありません。現場で体を動かすのが自分には合っているし、チームで働くのも楽しいです。
Q. 仕事で大切にしていることは何ですか?
現場では「安全第一」が基本です。転落や重機の動きに注意して、危ないところはメンバーにしっかり伝えます。
作業の前には必ず打ち合わせをして、工程の流れを全員で共有してから作業に入ります。事故がないように、みんなで気をつけながら動くことを大切にしています。


Q. 職長として意識していることは?
図面を見て、作業の順番・かかる時間・コストのことを全部考えながら現場を回すようにしています。
現場ごとに状況は違いますが、効率よく動けるように計画するのが職長の仕事です。メンバーに的確に指示を出して、全体を見ながら現場を進めています。
Q. 現場でしんどいこと、そしてうれしいと感じるのは?
工期がタイトな現場では、正直しんどいこともあります。でも、自分が指示した通りに現場が動いて、きれいに仕上がったときは、本当にうれしいです。
「ここまでできた」という達成感があります。それがあるから続けられると思います。




Q. この業界での経験はコウセイが初めてだそうですね?
はい。日本に来てから現場の仕事をしたのは、コウセイが初めてです。最初は何も分からなかったけど、「早く一人前になりたい」と思いながら仕事をしてきました。
勉強というより、毎日の仕事の中で少しずつ覚えて、今では職長まで任せてもらえるようになりました。
Q. 今後の目標はありますか?
将来的には、日本で自分の会社を作ってみたいという夢があります。ベトナムに戻るよりも、日本で学んだことを活かして、ここで事業を始めたいです。
それが実現できるよう、今も毎日勉強中です。
Q. ベトナム出身のスタッフは他にもいますか?
今、コウセイには私を含めてベトナム人のスタッフが4人います。昔はもっといましたが、母国に帰ったり、別の仕事に就いたりして、今は少数精鋭ですね。
自分の知り合いを紹介して入社してくれた人もいます。
Q. お休みの日はどのように過ごしていますか?
家族と過ごすことが多いです。子どもが2人いるので、一緒に海に行ったり、釣りをしたりしています。
釣りは磯釣りが好きで、まだ船釣りはやったことがないです(笑)。

Q. 最後に、これから入社してくる方へメッセージをお願いします。
やる気がある人、興味を持ってくれる人なら、経験がなくても大歓迎です。最初から全部できなくても、頑張る気持ちがあれば大丈夫。
無理やりやらされるのではなく、自分の意思で楽しく働ける人と一緒に働きたいですね。コウセイはみんな仲が良くて、時々飲みに行ったり、釣りに行ったりもしています。
毎朝、置場に集まって段取りして、みんなで顔を合わせてから現場に出る――そんなチーム感のある職場です。興味のある方、ぜひ一緒に働きましょう!